実際のヒット曲で学ぶ音楽理論だよ!キミの音楽理論で整理した武器で楽曲を分析し、得られた知見をキミの音楽理論にフィードバックしてレベルアップいくんだ!
コード進行は「楽曲情報」ウィジェットで好きな調に移調できるから、分析やコピー演奏の際の参考に活用してみてね!
過去に耳コピ+分析した作品たちは カテゴリ検索 または 目次(手動更新のため不定期) から参照できるよ。それではいってみよー!
さて、今回の楽曲分析の題材は、大ヒット上映中の映画『鬼滅の刃』から アーティスト 『LiSA』 作品名 『炎』 だよ!もう映画は見たかな…
引用しないけどさ、、、歌詞冒頭からヤバいでしょ…
多くは語るまい(ToT)
調はね、すごく点々とするんだ。冒頭~Aメロ等はD | Bmキーなんだけど、ここではサビの Eを曲としての調として捉えよっか。楽曲も映画のように本当に激動の展開だよ。
この作品は映画作品のように…
芯
の太さ
激動
の展開
が表現されているなって…うっ…
作品はコチラ↓
目次
コード進行と分析
イントロ
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰadd9
② | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
Aメロ1(さよ~なら~)
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
③ | Ⅵm ⅣM7 | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
④ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅵm Ⅴ
Bメロ1(~続くと思って~)
① | Ⅳ Ⅳ | Ⅰ/Ⅲ Ⅵm
② | Ⅶm7♭5 Ⅰaug/Ⅲ Ⅲ | Ⅵm Ⅵm/Ⅴ
③ | Ⅱm7 | Ⅲm7
④ | Ⅳ ♯Ⅳm7♭5 | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
サビ1(僕たちは~)
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ
③ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ
④ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ Ⅵm | Ⅶm7♭5 Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑤ | Ⅳ Ⅴ
間奏(に~ぃ~)
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
Aメロ2(懐かしい~)
① | Ⅵm7 Ⅳ | Ⅴ ⅠM7 Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm7 ⅣM7 | Ⅴ Ⅰadd11 Ⅴ/Ⅶ
③ | Ⅵm7 ⅣM7(9) | Ⅴ/Ⅱ Ⅰ/Ⅴ Ⅴ/Ⅶ
④ | Ⅵm/Ⅰ Ⅳ/Ⅰ | Ⅴ Ⅵm Ⅴ
Bメロ2(~に飲まれ落ちて~)
① | Ⅳ Ⅳadd9 | Ⅰ/Ⅲ Ⅵm
② | Ⅶm7♭5(9) Ⅰaug/Ⅲ Ⅲ | Ⅵm Ⅵm/Ⅴ
③ | Ⅱm7 | Ⅲm7
④ | Ⅳ ♯Ⅳm7♭5 | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
大サビ(Wow~)
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
③ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅵm Ⅴ
④ | Ⅳ Ⅱm | Ⅲm
⑤ | Ⅵsus4 | Ⅵ
間奏
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
② | … Ⅲsus4 Ⅲ
サビ2(手を伸ばし~)
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
③ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ
④ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ Ⅵm | Ⅶm7♭5 Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑤ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ | Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑥ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ | Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑦ | Ⅳ Ⅴ
アウトロ
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰsus2 Ⅰ
② | Ⅵm Ⅴadd11 | Ⅳ Ⅰsus2 Ⅰ
③ | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
分析
全体サマリとしては、トライアド多めの芯の太さや強さがあり、情景が激しく切替わりまくる転調の多い作品。見ていこー。
イントロ
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰadd9
② | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
コード:トライアドで芯が太い
ここは順次進行で 短調トニック のⅥmから順次下行していく流れだね。 トライアド 感が強い芯の太さがあるイメージ。add9だってちょこっと濁すために入ってるくらいの主張。
芯が強いって誰たちのことだよー(ToT)
Aメロ1(さよ~なら~あり~がとう~)
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
③ | Ⅵm ⅣM7 | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
④ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅵm Ⅴ
歌詞がヤバくてもう涙目…( ;∀;)
コード進行:小室進行(6451)
ここは6451、いわゆる小室進行だね。個人的にはX JapanのYOSHIKIさんのイメージが強い進行で、とってもぐぐっと感情揺さぶるエモーショナルに物語を語る進行。
Bメロ1(~続くと思って~)
① | Ⅳ Ⅳ | Ⅰ/Ⅲ Ⅵm
② | Ⅶm7♭5 Ⅰaug/Ⅲ Ⅲ | Ⅵm Ⅵm/Ⅴ
③ | Ⅱm7 | Ⅲm7
④ | Ⅳ ♯Ⅳm7♭5 | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
ここは転調を挟むよ。前後別々に見よー。
コード進行:マイナー2-5-1
① | Ⅳ Ⅳ | Ⅰ/Ⅲ Ⅵm
② | Ⅶm7♭5 Ⅰaug/Ⅲ Ⅲ | Ⅵm Ⅵm/Ⅴ
なんといってもⅦm7♭5がエモすぎる。グサグサくる…。
Ⅶのコードは ダイアトニック としてとても使いにくいよね。僕の音楽理論序盤でも、Ⅶは機能として転回系のⅤ/ⅦやⅢm/Ⅶが使いやすいよって話もしてきたね。
それでもここは、グサっと使ってしまう。トライトーンを内包し心を縛り上げるⅦm7♭5を…
そしてここの進行は、
Ⅶm7♭5 → Ⅲ7 → Ⅵm
といった流れ。マイナーの 2-5-1進行 というエモくグイグイっとつないでいる。
コード:ⅢとⅢ7
もしかしたらⅢ7かもしれないけど僕にはⅢに聴こえた。Ⅲ7の方がトライトーン含んでグサっとくるんだけど、ここは纏まりや芯の太さを優先しているのかもしれないね。
コード:Ⅰaug/Ⅲ
ここまで見て「おいおい、書いてるコードと違うこと話してるよ」って思ってたらごめんw そう、ここは
Ⅰaug/Ⅲ
って書いてたね。どちらも ハーモニックマイナー 上のドミナント機能だからどちらでも機能的には同類だよ。で、ここはコードの型として不安を煽るaugとなっていてかなりエモさを醸し出してるってわけ。Ⅲ7はグサっとエモい、Ⅰaug/Ⅲは不安を煽ってエモい。
転調:短3度上、同主調
さて後半の
③ | Ⅱm7 | Ⅲm7
④ | Ⅳ ♯Ⅳm7♭5 | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
なんだけど、これは転調結果で書いてるよ。元の調のディグリーで書くと
③ | Ⅳm7 | Ⅴm7
④ | ♭Ⅵ Ⅵm7♭5 | ♭Ⅶ Ⅴ/Ⅶ Ⅴ
となる。見慣れてる人もいるかな?Ⅳm7、Ⅴm7、♭Ⅵ、♭ⅦっていったらⅠをⅠmにした調、そう同主短調だね。ここは借用って見るよりも長時間ここに浸ってることや、この次の話から転調したって見た方がわかりやすいかなって個人的意見。
コード進行:パッシング(パッシングディミニッシュ)
そして④のコード進行を転調先で見てみると
④ | Ⅳ ♯Ⅳm7♭5 | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
だね。見慣れた人もいるかもねってくらい盛り上げていく際に使用される常套句、 短調ドミナント へ半音ずつかけ上げっていく クリシェ だね。
♯Ⅳm7♭5 と Ⅲ/♯Ⅴ
って、パッシングハーフディミニッシュ、パッシングディミニッシュってよく言われるやつだね。前者は 属調 からの借用で正体的には
Ⅱ7、Ⅱ7/♯Ⅳ
とかだね。Ⅴに行きたくなるドッペルドミナント同等。後者は ハーモニックマイナー からの借用で
Ⅲ7、♯Ⅴdim7
とかと同等なコード。つまち Ⅵm へのドミナントになっていて次にⅥmがきたら満を持して登場感が半端ない。
サビ1(僕たちは~)
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ
③ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ
④ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ Ⅵm | Ⅶm7♭5 Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑤ | Ⅳ Ⅴ
そしてサビへは転調で突入する。紐解くよ!
転調:メロディで背景転換
コード理論的に言えば、ここはⅢを次の調のⅣと見なした転調。結構強引さはあるので、ここの転調は気づく人は多いんじゃないかな。それは決して悪いことではなく、ギャップエネルギーが生じる転調はそれだけ心への熱量がかかるってことで、印象的になる。
で、ここはもっと丁寧に見るとメロディ(歌唱と弦楽器)で次の調に引き込んでいるんだ。
歌 唱:ⅶ ♯ⅵ ⅶ ♯ⅰ
弦楽器:ⅶ ♯ⅵ ♯ⅴ ♯ⅳ
コード:Ⅲ
元の調のディグリーでかくとめちゃくちゃだね。臨時記号つきまくってる。Ⅲの構成音は元々 ハーモニックマイナー 状態だったから許容でいいよね。ここの背景に潜む7音(7CM理論でいうところの7CM)を紐解くとこうなるよ。
歌唱+弦楽器+コード構成音
={♯ⅰ、?、ⅲ、♯ⅳ、♯ⅴ、♯ⅵ、ⅶ}
さて、この?以外の6つの音を含む ダイアトニック ってなんだろう?白鍵盤を見てみて。例えばファからシまでって全音が4つ並ぶ間隔だよね。
上に書いた6音もよく見てみると、
ⅲ、♯ⅳ、♯ⅴ、♯ⅵ
は全音間隔で並ぶ4音だよね。つまり、ⅲがハ長調で言うファのポジション、つまりディグリーで言うとⅳだってことになる。この「歌唱+弦楽器+コード」を聞かせることで、今の調性をリセットした次の半音下の調性に誘導していたんだ。
ここの転調感って、歌唱および弦楽器の2つ目の音くらいから「あ、なんだか世界観が変化した」っていう転調感を得てたりしないかな?どう?
コード進行:エモい短調2-5-1ぐいぐい
正直、ここは映画館で聴いたときがっつり心揺さぶられた。エモすぎてうわ~~やられた~~って感じ。本当に。
何かって言うと、この後半っすよ!!
④ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ Ⅵm | Ⅶm7♭5 Ⅲ Ⅵm Ⅴ
短調2-5-1がエモいのはBメロのとき書いたとおりだよ。それをさ、ダンダンダンダンって1拍くらいの短さで心揺さぶりに来るわけ。卑怯じゃない?それもさ、絶妙にリズム食ったりしながら襲ってくるわけ。何やってんの、心しんじゃうよ。。。(ToT)
間奏(に~ぃ~)
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
ここも転調するよ。割と強引に戻しているからはっきりわかるんじゃないかな。
Aメロ2(懐かしい~)
① | Ⅵm7 Ⅳ | Ⅴ ⅠM7 Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm7 ⅣM7 | Ⅴ Ⅰadd11 Ⅴ/Ⅶ
③ | Ⅵm7 ⅣM7(9) | Ⅴ/Ⅱ Ⅰ/Ⅴ Ⅴ/Ⅶ
④ | Ⅵm/Ⅰ Ⅳ/Ⅰ | Ⅴ Ⅵm Ⅴ
コード:テンション増
ここは旋律も増え、少しさっきより主張感が薄まった感じかな。音(音階)は増えるほどコードの持つ機能主張感が薄まるからね。ここは作品表現が、というよりも2回目のサビを差別化する上でよく行われる手法ってところかな。
Bメロ2(~に飲まれ落ちて~)
① | Ⅳ Ⅳadd9 | Ⅰ/Ⅲ Ⅵm
② | Ⅶm7♭5(9) Ⅰaug/Ⅲ Ⅲ | Ⅵm Ⅵm/Ⅴ
③ | Ⅱm7 | Ⅲm7
④ | Ⅳ ♯Ⅳm7♭5 | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
ここはさっきのBメロ1と同じ感じだよ。エモの呼吸…
大サビ(Wow~)
ミファ♯ソラシ~レドシ~
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
③ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅵm Ⅴ
④ | Ⅳ Ⅱm | Ⅲm
⑤ | Ⅵsus4 | Ⅵ
おぉ、サビにいかず大サビだ。冒頭から転調だね、ここもエネルギー強め。だけど細かく見るとケアされてる転調。見てみよー!
転調:メロディで背景転換2
ここはコード理論的に言えば、ⅢをⅡに見なすピボット転調だね。ここももちょっと丁寧に見てみると、背景(7CM)はこうなるよ。便宜上半分に「|」で分けるね。
弦楽器:ⅶ ♯ⅰ ⅱ ⅲ ♯ⅳ ~ | ⅵ ⅴ (♯ⅳ~)
コード:ⅲ、♯ⅴ、ⅶ | (音減 ↓ )
まず「|」で分けた前半部分で、ⅵ以外のディグリーが出揃ってるね。
{♯ⅰ、ⅱ、ⅲ、♯ⅳ、♯ⅴ、?、ⅶ}
これを含むダイアトニックを考えるとこうなる。ルビの実音名を見比べてみてね。
{ⅰ、ⅱ、ⅲ、ⅳ、ⅴ、ⅵ、ⅶ}
これは、元の調の短3度下、つまり同主長調に一瞬導かれている状態だ。
そしてそこから、後半ブロック。元の調のディグリーで言うと♯ⅴがⅴとして上書きされる。前半で変化した調性のディグリーで言うと、♯ⅴとはⅶのこと。心にしみついたⅶっていう残り香を、実音の♭ⅶがかき消して新しい調性を心に引き入れちゃうんだね。そうなるとこうなる。
{ⅰ、ⅱ、ⅲ、ⅳ、ⅴ、ⅵ、♭ⅶ}
これはというと、次の調性と実音が一致するね。
{ⅰ、ⅱ、ⅲ、ⅳ、ⅴ、ⅵ、ⅶ}
何が起きたかと言うと、細かくは
- 前半ブロックで同主長調へ引きこもうとして、
- 後半ブロックで更にそこの下属調へと転調
という状況。結果的に同主調(半音-3つ分)+下属調(半音5つ分)=全音1つ分上の調に転調したんだ。ひょえー。
ん?ここまでじゃないよ、まだ大サビはある。
借用:同主短調 or 転調
④ | Ⅳ Ⅱm | Ⅲm
⑤ | Ⅵsus4 | Ⅵ
元の調のディグリーで書くとこう。
④ | ♭Ⅵ Ⅳm | Ⅴm
⑤ | Ⅰsus4 | Ⅰ
ここも転調ともいえるし、借用ともいえるね。一旦さっきと同じように転調で見てみると、元の調への戻り方はよくある ピカルディの3度 で戻ってるってことがわかるね。sus4の引力を利用してⅥmを メジャーコード化 させた感じだね。
間奏
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
② | … Ⅲsus4 Ⅲ
そしてまたいつもの順次進行のアレだね。からの~
サビ2(手を伸ばし~)
ミレ♯シファ♯ド♯レ♯ド
① | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅰ Ⅴ/Ⅶ
② | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ/♯Ⅴ Ⅲ
③ | Ⅵm Ⅳ | Ⅴ Ⅲ
④ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ Ⅵm | Ⅶm7♭5 Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑤ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ | Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑥ | Ⅳ Ⅰ/Ⅲ | Ⅲ Ⅵm Ⅴ
⑦ | Ⅳ Ⅴ
転調:更に短3度下の同主長調へ
サビ手前のコード
Ⅲ
は 短調ドミナント だったじゃん!この子を 長調ドミナント と見立てたピボット転調で更に短3度下の同主長調へ返り咲く!ってわけ。つまり、短3度下の短3度下にいっきにきて、真裏の調に戻ってきたの。
…激動。
アウトロ
① | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰsus2 Ⅰ
② | Ⅵm Ⅴadd11 | Ⅳ Ⅰsus2 Ⅰ
③ | Ⅵm Ⅴ | Ⅳ Ⅰ
ここはわかりやすい転調だね。
まとめ
どうだったかな?今回のポイントをまとめると
- トライアドで芯太め。
- メロディで次の調へ誘導する転調
- 転調多めで激動する表現
- 転調の強引さは心理エネルギー高めで印象的になる
- パッシングディミニッシュの正体的な話
- エモい
- 泣く
- 泣き崩れる
- はぁ
さらに
途中キーワード出てきた7CM理論は、新しい公理系の音楽理論。姉妹サイトで7CMっていうのをやってるよ。
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